当院の病床数は199床、そのうち約50%がリハビリテーションの対象者となっています。
回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者さんに対して、早期在宅復帰を目的とした集中的な
リハビリテーションを行っています。
医療療養病棟では、気管切開や酸素吸入をされている患者さん等に対して、楽しみを取り入れながら
ADL(日常生活動作能力)の向上につながるリハビリテーションを行っています。
また、患者さんやご家族の方とコミュニケーションを取りながらQOL(生活の質)の向上につながるように福祉用具の提案やシーティング
の作製に取り組んでいます。
理学療法では、運動療法や物理療法、義肢装具療法等を行い基本的動作能力の改善と痛みの軽減を図ります。
作業療法では、個々の生活環境を想定しADLの向上と脳機能の改善に取り組んでいます。
また、園芸や手工芸のように他者との関わりを考慮した練習も行っています。
言語聴覚療法では、言葉が出づらくなった方、発音が苦手になった方、また飲み込みづらくなった方等を対象に練習を行っています。
私たちは、患者さんの心身機能の回復を目指し、医師、看護師、介護福祉士、医療生活相談員等と連携を図りながら、住み慣れた地域で安心して生活出来るように援助していきます。
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