沖縄メディカルBLOG

沖縄県高校野球医療サポート活動

リハビリテーション科
理学療法士
友利豊

 沖縄県理学療法士協会のスポーツ事業部の活動で、土日を中心に勤務の休みを利用して、高校野球医療サポートに参加しています。サポート内容は、試合中の負傷やアクシデント時の応急処置、熱中症の対応と予防、WBGT(暑さ指数)の測定、ベスト8以上のチーム投手への肩肘健診など多岐にわたります。

大会は春季・秋季大会を中心に1回戦から決勝まで対応しています。夏季大会はサポート対応の7~8割くらいは熱中症の対応で、年々増えている状況です。またWBGTが31℃を越えると原則運動中止で、夏季大会はほぼ31℃近くか超えて試合をするため、チームや選手への熱中症対策の声かけなども重要となります。

そのため、高野連からも理学療法士を必要とされていることを感じており、新人大会、1年生大会、招待試合と多くの大会の依頼も来るようになっています。対応の中には、重症症状で救急搬送する事案も時にはあるため、緊迫感を持って対応しています。

 私自身は小学校5年生から大学まで野球をやっており、野球が大好きで現在も高校野球の大会救護として関われることに対して嬉しく思います。

また、時には球場で高校時代の監督や恩師、現在監督や部長をしている友人や知り合いに合えることも楽しみの一つです。このような活動を始めて10年程度になりますが、今後も活動を続けて沖縄高校野球のお役にたてるように頑張っていきます。

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